「「9里よりうまい13里」って?

  • 「九里よりうまい13里」という江戸時代のキャッチコピーの心は、
    栗よりうまい
    ということです。
  • 何が栗よりうまいかといえば、13里です。
    13里とは、川越、つまり川越いものことです。
    江戸から川越までは13里(52キロ)あります。
    川越イモは栗より甘くてホクホクしてうまいですよ、という意味です。
  • また9里+4里(より)=13里 との かけことば にもなっています。
  • 川越イモは江戸のファストフードでした。
    サツマイモは、新河岸川(しんがしがわ)を通り江戸へ下っていきました。
  • 帰りの船には石焼きイモの屋台で出た灰や、糞尿のような肥料が積まれていました。
    環境にやさしい資源のリサイクルがおこなわれていました。